ティンダーは、芸能人の水原希子さんがアンバサダーを務めCMが流れるなど知名度の高いマッチングアプリ。
利用している人も多く「興味はあるけど、実際どうなの?」と思っている人も多いのでは?
そこでティンダーを使おうと思ったきっかけから、男性との出会いまで赤裸々に告白!
この記事は、ティンダーってどうなの?と思っている人、外国人に会いたい人、ヤリモクばっかりじゃないの?と疑心暗鬼な人におすすめです!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Tinderについてもっと詳しく知りたい人は以下を参考にしてください。
【本当に出会いがあるマッチングアプリのおすすめは?ランキング記事をチェック!】
目次
Tinderに登録!始めようと思った理由
英語話せる人ってかっこいいと思った。
「手っ取り早く英語が話せるようになるには、外国人の友達や恋人を作るのがいい」って、友達が言っていた。
そんなしょうもないきっかけで私はTinderを始めることにした。
Tinderを始めた理由:英語を覚えたい…!
Tinderは、マッチングアプリ系の中でもダントツで外国人が多いという話を聞いたことがあった。
そんな簡単な理由でTinderをチョイスした。
それに、4年前からうちの職場で働き始めたアメリカ人のエンジニア、N君がTinderで飲み友達を探している、という話を聞いたこともあったので、まずTinderなら間違いなく外国人と出会えると確信した。
本当はN君と話すのが一番手っ取り早いのかもしれないが、私はN君とは相性が悪いので仲良くなる気はない。
いわゆるバーだとか、六本木のクラブだとか、そういった場所に行けば外国人と出会える確率もアップするだろう。が、そうじゃない。
バーやクラブだとヤリモクの可能性も出てくるので、できることなら避けたいところ。
私はあくまでもTinderで健全に外国人と出会って、健全に仲良くなって、健全に英語を覚えたいという気持ちしかない。
果たして、本当にTinderで外国人の友達、または恋人を作ることができるのか。
Tinderの体験談を読むと、割とヤリモクだった、というものばかりだったので、不安な気持ちを抱いたままTinderを始めることとなった。
Tinderは予想以上にイケメンが登録していた!
私の英語レベルは英語検定3級でストップ。
マッチングするとしたら、日本語も話せる人じゃないと会話が成り立たないまま終わりそう。
プロフィールで自己紹介のところに「英語話せませんが、外国の方とお友達になりたいです」ってニュアンスで書けばいけるのではないだろうか。
Tinderのいいところは、そんなに複雑にプロフィール設定しなくてもいいところ。
そして、なんと言っても自分の近くにいる人とマッチングすることができるところだと思う。
私の性格上、電車で移動している時に結構気持ちが冷めてしまい、やっぱり会うのめんどくさくなってきたなってなることが多い。
だから、近場でマッチングできるのはとても助かる。
写真はどんなのがいいだろうか。
外国の人ってどういう写真でこの子いいな、と思うんだろうか。
でも、私個人的に一番気になるのは身バレするかどうかというところ。
職場のN君は特に気にしないでTinderをやっていることを言っていたが、私はどうしても職場の人や友達にアプリをやっていることがバレたくはない。
とりあえず写真は、写真フォルダにあった適当なものに設定した。
外国人からイケメンまでたくさんの男性が…!
そしたらなんとまあ、本当にTinderに外国人はいた。
というか、普通にイケメンが多いのが気になった。
当初の目的である外国人とのマッチングはもちろんのことだが、日本人でもイケメンなら会ってみたいという邪な気持ちが生まれてしまった。
目的である「外国人の友達、恋人を作って英語を話せるようになる」というものが微妙にズレた瞬間である。
Tinderって、すごい。
Tinderでマッチング!【がっかりした体験談】
もはやTinderをやっている男の人は手当たり次第でいいねを押してるのではなかろうか。
身バレしたくがない故に適当に設定した写真でもいいねがかなりきたし、私も適当にいいね押してたらほぼ100%でマッチングが成功した。
うざ絡みする男。
明らかにヤリモクっぽい男。
かといって真剣に出会いを探しているような男。
日本語話せない外国人。
ここらへんは省いたつもりだが、やたらと若いイケメンはヤリモクっぽい雰囲気がメッセージから溢れ出ている。
プロフィールにせめて「ヤリモクです」とか「真剣に彼女探してます」とか書いて欲しい。
「飲みにいきましょう」は大抵Tinder名物ヤリモク。
ビールを爽やかに飲むイケメン外国人
ビールを爽やかに飲んでいるイケメンの外国人とマッチングしたが、私の最低条件は「日本語が話せる」というところ。
プロフィールでは「日本語少し話せます」って書いてあった。
このTinderで彼はどんな感じの関係を求めている人なのかわからないが、とりあえずメッセージをするしかなかった。
マッチングに成功したビールの爽やかなイケメン外国人は、あろうことかメッセージ一発目からよくわからん英語を連発してきたのだ。
「日本語少し話せます」って書くなら少しは英語を遠慮して、日本語話せることを見せてほしかった。
それよりも、プロフィールで英語苦手ですって書いたはずなのに。
英検3級の英語力皆無の私が一生懸命絞り出した英語は「hallo」だった。
向こうは恐ろしいスピードで英語で何かを言い始めたのだった。
私は送られてきた英語の文章をコピーし、Google翻訳先生に頼ることにした。
「あなたと夜、一緒にいたい。朝までいることはできるか?」
こんな感じの和訳された文章が表示された。
ビールの爽やかなイケメン外国人にメッセージを返すことをやめた。
ちょっと心が折れて、Tinderを閉じた。
爽やかなイケメン外国人だったけど、いわゆるヤリモクだったのだろうか。
Google翻訳が悪い翻訳をしたのかもしれないけど、そもそも日本語話してくれない時点で私の心は折れていたので彼のことは忘れることにした。
やはり彼もTinderに染まった人間であったのだ。
異常に顔が整ったイケメン日本人
イケメン外国人と出会うという当初の目的はもちろん忘れてはいない。
けれど、Tinderには本当に存在するのかどうかわからないほどのイケメンがいるわけで。
そんなイケメンが写っている写真が目につくといやでもいいねしたくなってしまうのが女なんです。
加工ゴリゴリかもしれないけど、1人、考える余地すら与えないほどのイケメンが私のTinderの画面に流れてきた。
ジャニーズにいてもおかしくないんじゃないか、ってレベルの顔立ち。
私みたいないい加減な写真じゃ、このイケメンには響かないかもしれないと思ったが、なんとマッチング成功。
距離も超近距離、逆に近すぎて怖いくらいの近さだった。
こんな近い距離にイケメンがいるのかと思うと胸が踊る。
Tinderはこんなワクワクを与えてくれるのだ。
「はじめまして、素敵な方ですね。よかったらお話しませんか?」
イケメンがこんな丁寧な言葉を使うか?
多少おじさんみたいな丁寧さに違和感を抱いたが、何はともあれこんなイケメンとマッチング成功したのだから大事にしたい。
簡単な自己紹介をし、いつもどこで遊んでるだとか、仕事は何してるのだとかそういう話を進めていくうちに、会う話になった。
「よかったら◯◯で飲みませんか?」
Tinder名物ヤリモクでもなんでもいいと思った。
当日、私は普段着ないようなふんわりしたワンピースを着て◯◯駅(ほぼ最寄駅)でそのイケメンを待った。
イケメンは来なかった。
連絡も取れなくなった。
イケメンは本当は存在しなかったかもしれないし、実物の私を見て恐れて逃げていったのかもしれない。
ワコールで買った高めのお気に入りの下着を着て来た私が一番のヤリモク女だと気付いた。
私もTinderに染まっていたのだった。
メガネをかけた真面目そうなイケメン外国人
やはり出会うなら真面目な人が一番いい。
Tinderのようなマッチングアプリで会うならなおさら真面目な人がいい。
メガネは特に真面目な雰囲気をあたえる便利なアイテムだと思う。
何かの宣材写真かと思うほどカチっと決めた感じが好印象の、メガネをかけたいかにも真面目そうなイケメン外国人とマッチングできた。
プロフィールには「お友達が欲しい」などと日本語で書いてあったので純粋にTinderで友達を探しているのならば、なおのこと嬉しい。
早速メッセージを送ってみることにした。
「こんにちは!私は◯◯です。よかったら仲良くしてください、私は英語が苦手で〜(以下略」
メガネのイケメン外国人は、日本語で自己紹介文を書いていたので、おそらく日本語はできるはず。
と思ったのが間違いだった。
「ごめんなさい。私は日本語が苦手です。日本語を勉強したいです」
そりゃ私みたいにTinder利用して英語ができるようになりたいって思う日本人がいるなら逆パターンもあるわけでして。
彼もまた日本語がまったくできないため、日本語を勉強したく登録したというのだ。
よく考えてみたら、Tinderで記載している私自身のプロフィール文、日本語で「英語苦手です」って書いていた。
これ、英語で書くべきだった。
私が優しくて英語ができてたならば、彼とお友達になることはできたかもしれないが、私は優しくもないし英語もできないので、彼とメッセージのやりとりするのはすぐにやめた。
プロフィール文もすぐに英語で「英語できません」と書いた。
Tinderで会ってみた!3人とデートした体験談
がっかりした体験談を綴ってしまったが、正直なところTinderで私が腹が立った体験は他にもいろいろある。
だけど、いいなと思った人ももちろんいる。
マッチングした中でも、すごく好印象を抱いた人は2人。
Tinderでは結構割とすぐマッチングできちゃうので、変な人と出会う確率もあるわけだが、この2人に関しては本当に真面目でいい人だったのでTinderにいるのが不思議なくらいだった。
1人目のA君:日本に住んで10年目の英会話教師
1人目は、A君。
こちらは当初の目的通り、日本語がペラペラのイケメンのアメリカ人だった。
プロフィールでは日本語話せます、って書いてあったので第一関門クリア。
A君は日本に住んで10年目で、日本で英会話教師として働いているが、仕事が忙しく、なかなか出会いの場がないため、友達も彼女もいないとのことだった。
Tinder特有のヤリモクですという雰囲気もなく、本当に純粋に友達が欲しい感じだった。
それに英会話教師となると絶対英語教えるの上手だと思い、無駄に私のテンションも上がったが、同時に職場でも英語教えるようなことをしているのに、なんでTinderででも英語を教えなきゃいけないんだ、って嫌がられたらどうしようとも思った。
メッセージではずっと紳士な感じで、何を言っても快く許してくれそうな雰囲気だったので本来の私の目的を言ってみることに。
「英語勉強したいなら直接会ったほうがいいね!」
と彼は言ってくれたのだった。
そして紳士な彼は、夜ではなくお昼に会うことを提案してくれた。
とりあえずランチデートということで、日時と場所を決め会うことに。
実際会ってみると、Tinderで登録されてた写真の雰囲気とちょっと違っていた。
お腹が少し出ていた。
だけどお腹が少し出ていたからってなんだと言うのだ。
彼はとても紳士で真面目で、メッセージをしてる時から今日この瞬間までずっと彼は優しかった。
途中で趣味の話になり、私が漫画の話をふると
「◯◯◯?(人気漫画の名前)」
って食いついてきて、そこからも話が盛り上がった。
もしかしたら変なことしてくるかもしれないと最後不安だったが、終始紳士で、手を握ってきたり触ってきたり、変なことをしてくることもなく平和に終わった。
Tinderにも紳士はいたのだ。
A君とはとりあえず連絡先を交換してその日は別れた。
2人目B君:フランスからの旅行者
A君とTinderでマッチングして、実際会うまでに1ヶ月くらいかかったが、今回出会った人は割とすぐに会うことが決まった。
というのも、フランスからの旅行者であったため、Tinderでのメッセージのやりとりに時間をかけて会うことは困難だった。
本来ならこういう旅行者ほどワンナイトを求めていることが多く、警戒しなければならないかもしれないが、予想以上にメッセージが盛り上がってしまったため、私もすぐに会うことを了承してしまった。
というのも、趣味の話で、A君と同様漫画の話で盛り上がり、ずっと、というかほぼ漫画の話しかしなかったのではないかというくらいメッセージをしていた。
日本が好きで結構な頻度で旅行に来るらしく、また行ってみたいお店があるということでそこで飲む約束をした。
微妙にまだ肌寒かったのに、B君は半袖半ズボンで待ち合わせに登場した。
めちゃくちゃ声がでかかった。
まつげがセクシーだった。
B君はびっくりするほど日本語がペラペラで、日本独特の冗談とかも言えるくらい堪能。
相当日本が好きらしく、いつか日本で仕事をするのが夢だと言っていた。
日本に旅行にきた時は、日本でできた友達と遊ぶか、こうやってTinderみたいなアプリで会える人と会って遊ぶことが多いらしい。
Tinderでは日本に住んでる外国人ばかりが利用するもんだと思っていたが、こういう旅行者が利用することもあるのは驚きだった。
B君は翌日朝が早いということで、1時間半だけ飲んで、連絡先を交換して解散した。
3人目C君:勢いで会った普通の日本人
余談だが、実はもう1人だけTinderでいいなと思った人がいる。
バリバリのコテコテの日本人で、まったく英語が話せない人なので目的とは違うが、友達にドタキャンされてあまりにも暇になってしまった私がつい勢いで会ってしまった人である。
私が間違っていいねを押してしまって、マッチングしてしまい、なんとなくメッセージをしてたら「今から会う」みたいな流れになってしまったのだ。
普通の日本人だった。
飲み屋に行ったらよく隣にこういう人座ってるよなあって感じの普通の人だった。
お酒を飲みたい気分だったので、適当に居酒屋に入り、適当な会話をかわした。
特にめちゃくちゃ盛り上がるわけでもなく、昔からの友達みたいなノリで普通にお互いの話をするだけだったが、これが案外楽しい時間だったのだ。
Tinderは男の人の方が多いのかなかなか出会えないという愚痴を聞いた。
確かにTinderみたいなアプリはやってる女の子は少ないんじゃないだろうか。
冒頭でも書いた通り、Tinderはヤリモクが多かったみたいな体験談を見かけるので、よほどそれを目的とした女の子じゃない限りは登録しないだろう。
それ以外だと、私のような「外国人と出会いたい」や「近場で会える人がいい」や「今ひま潰しできる人」などの目的になるはず。
なんだかんだで適当な話をしていたら3時間くらい経っていて、特にホテルに誘われることなく、今度また飲みに行こうということで解散をした。
勢いで会ったが気を使わなくてよく、楽しめたので彼のことはかなり気に入ってしまった。
Tinderで会った3人とのその後
A君とは、定期的に会っている。
家が割と近いので、仕事帰りに食事に行くなどしている。
2日連続で行ったこともある。
肝心の英語の方だが、やはり英会話教師というだけあって、英語できない人間に話す英語で話してくれるので非常に勉強になる。
とくに恋愛関係に発展することなく楽しく遊べてるので、このままいい感じの友達になりそう。
B君とは、なんもない。
たまに連絡来るが、このご時世なので日本に行く機会も減ったらしく、会うことがなくなってしまった。
一応次回日本に遊びに来る時は、ということで約束しているがいつになることやら。
Facebookでも繋がったが、フランス語で書いてあるので何書いてあるかまったくわからないという状況である。
C君とは、あの後3回会った。
相変わらずTinderは出会えないと嘆いていた。
同じようにただ飲むだけで毎回終わってるが、また飲もうという話になっている。
やはり普通の人が一番なのかもしれない……。
Tinderを使ってみて思ったこと【体験談まとめ】
もちろん、Tinderにはヤリモクな人も多く登録していると思う。
というかヤリモクがほとんどだと思う。
変な人も登録しているし、本当に存在するのかわからない超絶イケメンも多すぎる不思議なマッチングアプリだ。
だけど今回会った人はみんな強引にホテル行こうなど言ってくることはなく、その時間を楽しく過ごすことができた。
多分だけど、ヤリモクな人はメッセージの段階で馴れ馴れしかったりすることがあるので、ちゃんとした文章を送ってくれる人は大丈夫だと思った。
慎重にメッセージを重ねれば、お互いのことを知ることができるし、本当にこの人に会いたいかどうか自分で冷静に判断することができる。
まだ全然お互いのことを知らないのにいきなりメッセージで
「今なにしてるのー?」
「かわいいねー」
などと、やたらと馴れ馴れしい人ほどプロフィールに寂しいだのホテル行きたいだのどストレートなことを書いている。
本気なのかどうかわからないし、それでマッチングできるのかどうか謎だ。
Tinderは、ヤリモクな人が多すぎて真面目な出会いをするのは難しいかもしれないけど、外国人とか色々な人と出会うにはとてもいいマッチングアプリだと思った。
とりあえずA君、B君、C君と出会えたことだけで満足しているので、Tinderを継続するかどうかはまだ考え中。